今までの海外旅行を振り返ってみる(2)

初めてのヨーロッパ

高校の修学旅行はフランスとイギリスでした。これが初ヨーロッパ。

美術を学ぶ学校だったので、ヨーロッパで本物の芸術に触れよう!みたいなそんなコンセプトだったのだと思います。


どこを切り取っても絵になってしまうヨーロッパの町並み。

でも、一番印象深かったのが「空」。日本の空と全然違う!

水色と黄色がまざりあったような淡い色味に、控えめな雲が線になって浮いている。

未だにバスから降りて見上げた空をふと思い出します。


イギリスではストーンヘンジに行きました。今思えば割とマニアックなところ連れて行かれたな…。

あの頃行っておいてよかった。機会があれば見たいけど、わざわざ見に行こうとは思わない場所だよな。

イギリスの大学見学、学食でのランチ。激烈にまずかった記憶しかありません。


フランスではルーブル美術館、ポンピドゥーセンター。初めて見てる「本物の有名な絵」。

「この絵の前に、あの画家がいたんだ。あの画家と同じ目線で、私は今同じものを見てるんだ」というとてつもない感動と興奮。


初めてエスカルゴを食べて「美味しいけどグロい」と思って残したフランス料理。

アーティストのアトリエ見学もしました。


今思えば本当にいい体験をさせてもらったなあ。

修学旅行だったので仲のいい友達も一緒だったというのもいい思い出。


2回目のヨーロッパもフランスへ

別にフランスにもう1回行きたい!と思ったわけではないのですが、2回目のフランスは母と2人旅行でした。

元旦出発で、とにかくフランスは極寒だった。


モンサンミッシェルが目的の旅。

サン・マロという、昔海賊の港町だったというところで一泊。

モンサンミッシェルに着く前に、名物のオムレツをいただきました。

今は日本にも店舗が進出し、有名になったモンサンミッシェルのオムレツ。

本場モンサンミッシェルで食べたオムレツは、まずかったです。残しました。


モンサンミッシェル自体はあんまり記憶がない。

いろいろな記憶と混ざってしまって、ひどいときには江ノ島とかぶる。ちょっと似てますよね?

テレビで見るモンサンミッシェルの印象が強すぎて、実際に見たモンサンミッシェルの印象が悲しいかな、ぜんぜん思い出せない。

これはメディアによる弊害なのか、それとも私にとってモンサンミッシェルはそこまで印象深いものではなかったのか。


でも「モンサンミッシェルに行ったことがある」というのは、自慢できることなのでこれからも言い続けます。